次の文は、保育所での定期健診で担当する3歳児に関する記述|保育士問題集

保育士

Q 110 : 
次の文は、保育所での定期健診で担当する3歳児に関する記述である。嘱託医より「聴診で心臓に弱い雑音が聴かれる。問題のない雑音であるので、様子を見て、次の健診の際に、また、注意して診察してみましょう」と言われた。次のうち、この3歳児の担当保育士として行うべき行動の記述の組み合わせを一つ選びなさい。A保護者に健診で心雑音がみつかったので、すぐに小児の心臓専門医に診てもらうように勧める。B保護者に健診で問題のない心雑音がみつかったので、かかりつけの小児科医を受診する際に、確認するように勧める。C保育所で、その3歳児の行動を普段通り見守っていればよい。Dその3歳児は、先天性心疾患をもっている可能性があるので、その行動を制限する。Eその3歳児に関して、気になる行動があったら、園長に相談する。
1
ABD
2
ACD
3
ACE
4
BCE
5
BDE
解説

A - × この場合、すぐに専門医への受診の必要はない。乳児期は、成人に比べて心拍数が多く、無症候性の心雑音が聴取されることはたびたびある。

B - ◯ かかりつけの小児科医に情報として伝えておくことは有用である。

C - ◯ 現状では経過観察でよい。

D - × 現状での行動制限は不要である。

E - ◯ 子どもに関して気になる行動がある場合は、施設長である園長に報告、相談する。