次の文は、褐色性母斑がたくさんある3歳児に関する記述であ|保育士問題集

保育士

Q 103 : 
次の文は、褐色性母斑がたくさんある3歳児に関する記述である。保護者から「調べたらレックリングハウゼン病というのを知った。心配である」と言われた。保育所の健診で嘱託医から「レックリングハウゼン病の可能性はなく、普通に保育して良いし、親に心配を与えないようにして下さい」と言われた。次のうち、保育士として不適切な行動の記述の組み合わせを一つ選びなさい。Aレックリングハウゼン病とは、どのような病気か良くわからないので、書物等を調べてみる。Bインターネットによる検索では、「優性遺伝病であり、知的障害が生じることがある」と書いてあったので、心配になり精密検査を勧める。C保護者には、「あまり心配しないで、普通に育てて下さい」と伝える。D保護者には、嘱託医から「心配しないように」と言われたが、かかりつけの小児科医を受診する際に、聞いてみると良いかもしれませんと伝える。E念のため他の園児に感染しないように、隔離して保育する。
1
AC
2
AD
3
BD
4
BE
5
CE
解説

レックリングハウゼン病とは、神経線維腫症(しんけいせんいしゅしょう)Ⅰ型のことで、、難病の1つである。

A - ◯ 保育士の行動として、子どもの疾患について正しく理解することは適切である。

B - × 嘱託医の診断も出ているため、医療的な助言は控えることが適切である。

C - ◯ 嘱託医の助言に沿った適切な対応である。

D - ◯ 親の不安をとるためには、かかりつけの小児科医の確認をとることも有用である。

E - × 感染性疾患ではないので隔離の必要はない。