次のA~Cの保育所での【事例】を読んで、【設問】に答えな|保育士問題集

保育士

Q 95 : 
次のA~Cの保育所での【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】A0歳から在所し、2歳10か月になる男児L。保育所では、男児Lに合わせて必要な保育をしてきたが、言葉が極端に少ないこと、1歳下の弟に比べ表情が乏しいことを母親が心配し始めている。B下肢麻痺があり歩行が困難な4歳4か月の女児M。この頃、補正靴や頭部保護帽、特製椅子に座るのを嫌がり、「みんなと同じがいい」と言って譲らず、保育所での対応に困っている。C年長クラスの男児N。思い通りにならないと暴言や乱暴を繰り返し、活動から外れて保育室から出ていってしまう。一方、家庭では特に困っていることはないと母親は言っている。【設問】A~Cの各【事例】への対応として最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。ア家庭での子どもの様子や療育機関での対応を確認した上で、継続的な協働をはかりつつ、保育所での具体的な対応を行う。イ子どもについての懸念を受け止め、相互に理解を深めつつ、家庭における具体的な対応について助言をする。また地域の自治体の健康診査で相談をするように促す。ウ園内での共通理解を深め、園内支援のあり方を再検討する。また保護者の子ども理解をはかりつつ、地域の巡回相談を活用したり、教育機関とも協働していく。
1
A:ア B:イ C:ウ
2
A:ア B:ウ C:イ
3
A:イ B:ア C:ウ
4
A:イ B:ウ C:ア
5
A:ウ B:ア C:イ
解説

A - イ 保育所としての対応は、「懸念を受け止め」「家庭における具体的な対応について助言をする」「地域の自治体の健康診査で相談するように促す」という記述があり適切といえる。

B - ア 事例文より、すでに療育を受けていることがわかる。保育所としては、家庭や療育機関と継続的な協働をはかるという内容からアを選択する。

C - ウ 保育所としては「園内での共通理解を深め、園内支援のあり方を再検討する」と同時に、保護者や地域の巡回相談、教育機関と協働する対応をしていくことが望ましい。