次の文は、保育場面でみられる乳幼児の行動についての記述で|保育士問題集

保育士

Q 84 : 
次の文は、保育場面でみられる乳幼児の行動についての記述である。A~Dの行動の基盤となる認知発達に関する用語を【語群】から選択した場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。Aおもちゃに手を伸ばした時に、布でおもちゃを覆って隠すと、キョロキョロと辺りを見まわす。B他児が机をたたくのを見て、「つくえさんがいたい、いたいっていってるよ!」と言う。C遊びのなかで、母親が普段よくしている仕草や話し方をする。D積み木を片づける時に、大きさの順に積み木を並べている。
1
A:ア B:ウ C:エ D:キ
2
A:ア B:ウ C:カ D:ク
3
A:ア B:オ C:ウ D:ク
4
A:イ B:オ C:ウ D:ク
5
A:イ B:カ C:エ D:キ
解説

A - イ 物の永続性は、ものが見えなくなっても、もの自体は存在すること。8か月頃になるとわかるようになってくる。

B - オ アニミズムは、生命のないものを生命があるように擬人化して扱うこと。2~4歳ごろの幼児期によく見られる。

C - ウ 延滞(遅延)模倣は、目の前にモデルがいなくても、イメージからまねをすることである。1歳半~2歳頃になるとできるようになる。

D - ク 系列化は、自然の事物を「大小」「多少」「長短」などの、ある視点を基準にして並べることができる能力のことである。