次の文は、児童の権利擁護に関する記述である。適切な記述を|保育士問題集

保育士

Q 42 : 
次の文は、児童の権利擁護に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A平成9年の「児童福祉法」改正では、第26条の措置については、児童相談所が都道府県知事へ報告を行うにあたり、その報告書には措置についての当該児童及び保護者の意向等に関し、参考となる事項を記載することが規定された。B「児童虐待の防止等に関する法律」第1条の目的では、「児童虐待の防止等に関する施策を促進し、もって児童の権利利益の擁護に資する」と謳われている。C「社会的養護関係施設における第三者評価及び自己評価の実施について」(平成24年3月厚生労働省雇用均等・児童家庭局長及び厚生労働省社会・援護局長通知)によると、社会的養護関係施設の第三者評価基準について、原則は全国共通であるが、都道府県が独自に定めることもできるとされている。D平成20年の「児童福祉法」改正に伴い、被措置児童に対する施設職員による虐待等の禁止とともに、そのような事態が発生した場合の対応方法も定められた。
1
A:○ B:○ C:○ D:○
2
A:○ B:○ C:× D:×
3
A:○ B:× C:○ D:×
4
A:× B:○ C:× D:○
5
A:× B:× C:× D:○
解説

A - ◯ 児童福祉法第26条第2項により、報告書には、児童の住所、氏名、年齢、履歴、性行、健康状態及び家庭環境、措置についての当該児童及びその保護者の意向その他児童の福祉増進に関し、参考となる事項を記載しなければならない。

B - ◯ 適切な記述である。

C - ◯ 原則は全国共通であるが、都道府県推進組織は独自の第三者評価基準を定めることができる。

D - ◯ 適切な記述である。