次の文は、絶対評価に関する記述である。絶対評価の特徴とし|保育士問題集

保育士

Q 28 : 
次の文は、絶対評価に関する記述である。絶対評価の特徴として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A絶対評価は、学習成果の評価にあたって、教育の目標に対してどこまで達成しているかを明らかにする評価である。B絶対評価は、評価者の主観が入る余地がないため、公平であることが求められる入学試験などではこの評価基準が採用される。C絶対評価は、集団内における個人の位置を明示するものであり、集団全体の達成状況との比較において個人の達成状況を明らかにすることができる。D絶対評価は、集団に準拠した評価ともいわれ、集団の質によって結果が左右されるため、客観性や信頼性に乏しいという指摘もある。E個に応じた指導の充実を図るため、小・中学校では、絶対評価を取り入れ児童生徒各個人の目標達成度をきめ細かに評価する試みが進められている。
1
A:○ B:○ C:○ D:○ E:○
2
A:○ B:○ C:× D:× E:○
3
A:○ B:× C:× D:× E:○
4
A:× B:○ C:○ D:○ E:×
5
A:× B:× C:○ D:○ E:×
解説

A - ◯ 適切な記述である。

B - × 記述の評価方法は、相対評価である。相対評価とは、個人を集団の得点の平均値を基準にして、前か後かの相対的な位置で評価する方法である。

C - × 記述は、相対評価である。

D - × 「集団に準拠した評価」とは相対評価のことである。対して絶対評価は、「目標に準拠した評価」である。

E - ◯ 絶対評価では、各個人の目標達成度をきめ細かに評価することができる。