次の文は、造形活動の際の重要な視点に関する説明である。(|保育士問題集

保育士

Q 152 : 
次の文は、造形活動の際の重要な視点に関する説明である。(A)〜(E)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。造形活動における視覚的な要素として、「線」、「(A)」、「色彩」、「質感」などが考えられる。一つの風景などを「線」の要素で見た場合、「長い−短い」、「(B)」、「直線的−曲線的」などの言葉で表現することができる。また、「(C)」の要素としては、「ざらざら」、「ふわふわ」、「つるつる」などの表現ができる。クレヨンや絵の具などの一般的なセットは、(D)の要素で配列されているといえる。以上のような(E)な見方は、子どもたちの造形活動において、子どもたちの心の動きや作品を読みとる際に役立つ。
1
A: 重量 B: 高い−低い C: 五感 D: 形態 E: 総合的
2
A: 重量 B: 高い−低い C: 五感 D: 重量 E: 総合的
3
A: 形態 B: 重い−軽い C: 五感 D: 質感 E: 分析的
4
A: 形態 B: 太い−細い C: 質感 D: 色彩 E: 分析的
5
A: 寒暖 B: 太い−細い C: 質感 D: 価格 E: 主観的
解説

A - 形態 視覚的な要素は目で見てわかるものであり、選択肢のうち「重量」や「寒暖」は当たらず、「形態」が正しい。

B - 太い細い 「線」の要素は「太い-細い」など線自体に含まれる。

C - 質感 「質感」は視覚的、あるいは触覚的に感じられる材質や表面の肌合いである。選択肢の「五感」では聴覚・味覚・嗅覚も含まれ、文脈に合わない。

D - 色彩 クレヨンや絵の具の色は「色彩」の配列に準じている。

E - 分析的 このように造形活動の要素を属性から定義づけ分析的に捉えることは、子どもたちの心の動きや作品を読み取る際の客観的・科学的な判断に役立つ。