次のうち、発達障害の診断に使用される検査として適切なもの|保育士問題集

保育士

Q 98 : 
次のうち、発達障害の診断に使用される検査として適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A WISC−III(WechslerIntelligenceScaleforChildren−ThirdEdition) B 新版K式発達検査 C 田中ビネー知能検査 D 長谷川式簡易知能評価スケール
1
A:○ B:○ C:○ D:○
2
A:○ B:○ C:○ D:×
3
A:○ B:× C:× D:○
4
A:× B:○ C:○ D:×
5
A:× B:× C:× D:○
解説

A − ◯ WISC-III(ウェクスラー・サード、ウィスク・スリーなどと呼ばれる)は、5歳から16歳の児童を対象としてIQ(知能指数)を測定する知能検査である。「言語理解」、「知能統合」、「注意記憶」、「処理速度」という4分野から子どもの発達の状態を検査する。

B - ◯ 新版K式発達検査は、新生児から成人までが対象となる発達検査である。IQではなくDQ(発達指数)を算出し、「姿勢・運動」、「認知・適応」、「言語・社会」の3分野の発達をみる。

C - ◯ 田中ビネ―知能検査は、2歳から成人を対象とする知能検査である。MQ(精神年齢)とIQを結び付けて発達を測定する。

D - × 長谷川式簡易知能評価スケールは、知能検査の一種であるが、認知症の診断に用いられるテストである。