次の文は、生活保護に関する記述である。適切な記述を一つ選|保育士問題集

保育士

Q 69 : 
次の文は、生活保護に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
1
生活保護の目的は、最低生活の保障と自立助長である。
2
生活保護における生活保護基準は、都道府県知事が定める。
3
生活保護は個人を単位としてその要否や程度を決定することを原則としている。
4
生活保護の実施機関は、市町村である。
5
生活保護による扶助は、すべて金銭給付が原則である。
解説

1 - ◯ 適切な記述である。

2 - ×生活保護基準を定めるのは、都道府県知事ではなく、厚生労働大臣である。生活保護法第8条で、「要保護者の年齢別や性別、所在地域等の必要な事情を考慮した最低限度の生活の需要を満たすのに十分なもの、且つそれをこえないもの」とされている。

3 - × 生活保護の単位は、個人ではなく、世帯が原則となる。

4 - × 生活保護の実施機関は市町村ではなく、都道府県知事、市長及び福祉事務所を管理する町村長と規定されています。

5 - × 生活保護には生活扶助、教育扶助、住宅扶助、医療扶助、介護扶助、出産扶助、生業扶助、葬祭扶助の8種類があるが、そのうち医療扶助と介護扶助に関しては現物給付が原則とされている。