次の文は、ある保育所での【事例】である。また、図1は、【|保育士問題集

保育士

Q 52 : 
次の文は、ある保育所での【事例】である。また、図1は、【事例】の内容を以下の【表示例】を用いてあらわした「ジェノグラム」である。【事例】2歳児のM君は、0歳の時に何度も頭に怪我をして病院に運ばれ、父母からの虐待が疑われたため、乳児院に入所した。父母は毎月欠かさず面会を続け、自宅への試験外泊も順調に行ってきた。家庭復帰が決定し、その条件として保育所に通わせることになっており、保育所は市役所から次の二点について必ず報告するよう要請されている。①3日以上続けて休んだ場合。②傷やあざがあることが判明した場合。次の文のうち、図1が示していないものを一つ選びなさい。
1
M君の父母が結婚していること。
2
M君の父親には離婚歴があること。
3
M君には異母兄弟がいること。
4
M君は3人で暮らしていること。
5
M君の母親には姉がいること。
解説

1 - ◯ M君には21歳の母親と、29歳の父親がいて結婚しており、M君は二人の間に誕生していることがわかる。

2 - ◯ 斜線2本が離婚を表している。M君の母親と結婚する以前に離婚をしていることを示している。

3 - ◯ M君の父親の最初の結婚で生まれた子どもは、M君の母親とは異なるため異母兄弟である。

4 - ◯ 点線の円で囲まれている部分に、同居と書かれてあることから、3人で暮らしていることが分かる。

5 - × M君の母親には、母親と死亡した父親がいることが示されているが、姉がいることは示されていない。