保育士
Q 34 :
次の文は、児童相談所に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A児童相談所は、各都道府県、政令指定都市、中核市に設置義務がある。B児童相談所の設置は、人口20万人に1か所程度とされており、平成23年12月現在、全国に635か所設置されている。C平成23年度、全国の児童相談所の相談受付件数の相談の種類で、最も多いのは児童虐待相談等を含む「養護相談」である。D児童相談所で行われる判定の為の診断には、「社会診断」、「心理診断」、「医学診断」、「行動診断」、「その他の診断」がある。
解説
A - × 各都道府県・政令指定都市には、児童相談所の設置義務が課せられるが、中核都市は「設置することができる」とあり、設置義務は課せられていない。
B - × 児童相談所の設置に関しては「人口50万人に最低1ヶ所程度が必要であり、各都道府県等の実情（地理的条件、利用者の利便、特殊事情等）に対応して設置されることが適当である」とされている。
C - × 最も多い相談は「障害相談」で、48.2％。次が「養護相談」で27・9％である。
D - ◯ 適切な記述である。