次の【I群】の人物と【II群】の記述を結びつけた場合の正|保育士問題集

保育士

Q 28 : 
次の【I群】の人物と【II群】の記述を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。【I群】 A ベル(Bell,A.) B キルパトリック(Kilpatrick,W.H.) C ブルーナー(Bruner,J.S.)【II群】ア「どの教科でも、知的性格をそのまま保って、発達のどの段階の子どもにも効果的に教えることができる」という仮説を提示した。イ生徒集団の中から優秀な生徒を助教として任用し、助教が教師の指示を他の生徒に伝えるという方法をとり、多数の生徒を一律・効率的に教育することを可能にした。ウ子どもたちが自ら価値あると感じる課題を設定し、それをプロジェクトとして、目的→計画→遂行→判断・評価という4段階を経て自主的に問題解決に取り組む学習の方法を提唱した。
1
A:ア B:ウ C:イ
2
A:イ B:ア C:ウ
3
A:イ B:ウ C:ア
4
A:ウ B:ア C:イ
5
A:ウ B:イ C:ア
解説

A - イ ベルはイギリスの教育学者で、効率的に授業をするための「助教法」を提唱した。ベルとランカスターが同時期に提唱したことから、「ベル・ランカスター法」とも呼ばれる。

B - ウ キルパトリックは、アメリカの教育学者。「プロジェクト・メソッド」を提唱し、一斉に教えるだけでない新たな教育法を見出した。

C - ア ブルーナーは、アメリカの教育心理学者。発見学習と教科の構造化を提唱した。記述の内容は、著書「教育の課程」の中に記されている有名な仮説である。これは、発達に合わせた教材によって、幼児でも早期から学習できるという早期教育の原典ともいえる仮説である。