文部科学省の「人権教育の指導方法等に関する調査研究会議」|保育士問題集

保育士

Q 129 : 
文部科学省の「人権教育の指導方法等に関する調査研究会議」は、人権教育を推進するため、「人権教育の指導方法等の在り方について」(第三次とりまとめ)(平成20年3月)を公表した。次の文のうち、この報告の内容に照らし不適切な記述を一つ選びなさい。
1
人権教育が効果を上げうるためには、まず、その教育・学習の場自体において、人権尊重が徹底し、人権尊重の精神がみなぎっている環境であることが求められる。
2
人権尊重の理念について、特に学校教育において指導の充実が求められる人権感覚等の側面に焦点を当てて児童生徒にもわかりやすい言葉で表現するならば、「自分の大切さとともに他の人の大切さを認めること」であるということができる。
3
人権感覚を身に付けるためには、学級をはじめ学校生活全体の中で自らの大切さや他の人の大切さが認められていることを児童生徒自身が実感できるような状況を生み出すことが肝要である。
4
自分の人権を大切にし、他の人の人権も同じように大切にするといった態度は、ことばで説明すれば身に付くものである。
5
教職員においては、児童生徒の心の痛みに気付き、互いの人権が尊重されているかを判断できる確かな人権感覚を身に付けるよう、常に自己研鑽を積まなければならない。教育活動や日常の生活場面の中で、言動に潜む決めつけや偏見がないか、一人一人を大切にしているかを繰り返し点検し、自らの人権意識を絶えず見つめ直す必要がある。
解説

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