保育士
Q 60 :
次の文は、障害のある子どもの栄養と食事管理に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A重症心身障害児では、嘔吐、食道・胃逆流、胃・十二指腸の通過障害などにより、栄養摂取量不足に陥りやすい。B経管栄養法とは、管を通して流動性のある栄養食(栄養剤)を消化器官へ注入する方法である。C干しのり、ウエハースなどは、口腔内に付着しにくく、飲み込みやすい。D摂食が困難な場合には、調理の工夫として、食品には滑らかさがあり、のどごしがよく、むせないで摂取できるように適度の水分を含んでいることが必要である。
解説
A - ◯ 適切な記述である。重症心身障害児は知的障害と肢体不自由が重複している状態であり、栄養摂取に際しても、細心の注意が必要となる。
B - ◯ 経管栄養法は、食事が口からとれなくなったとき、胃にチューブを入れて栄養補給を行う方法である。
C - × のりもウエハースも乾燥していて、口の中にくっつきやすく、飲み込みにくい食品である。
D - ◯ 適切な記述である。ある程度のとろみがあったほうが飲みやすくなる。