保育士
Q 41 :
次の文は、子どもの朝食に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A「平成21年国民健康・栄養調査報告」によると、「1−6歳」の朝食の欠食率は、男性女性ともに、3%を下回っている。B「平成21年国民健康・栄養調査報告」によると、朝食の欠食率が最も高いのは、男性女性ともに、「30−39歳」である。C脳は、通常はたんぱく質だけをエネルギー源として利用する組織なので、朝食欠食によるたんぱく質不足は、集中力の低下を招く。D子どもの基本的生活習慣の確立や生活リズムの向上につながる運動として、「『早寝早起き朝ごはん』国民運動」(平成18年)が、官民連携により展開されている。
解説
A - × 1~6歳の朝食の欠食率は、男性5.9%、女性3.5%であり、3%を上回っている。
B - × 朝食の欠食率が高いのは男女共に「20~29歳」で、男性は33%、女性は23.2%である。
C - × 脳のエネルギー源となるのは、タンパク質ではなく、糖質が正しい。
D - ◯ 個人や団体が参加する「早寝早起き朝ごはん」国民運動が展開されている。家庭における食事や睡眠などの乱れは、個々の家庭や子どもの問題として見過ごすのではなく、社会全体の問題として取り組みが必要であるという考えに基づく。