次の文は、乳幼児の生活と保育に関する記述である。不適切な|保育士問題集

保育士

Q 58 : 
次の文は、乳幼児の生活と保育に関する記述である。不適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。A乳幼児をあやそうとして、わきの下を持って強く前後に揺らしたり、放り上げたりすることは危険なので行ってはならない。B生後1か月を過ぎたら、戸外の空気に触れさせ積極的に日光浴をさせる。Cおむつを取り替えるときは、両足を垂直に持ち上げ手早く替える。D新生児はベビーバスで沐浴させるが、生後1か月を過ぎたら、普通の浴槽に入れて構わない。Eハイハイをはじめるころからの乳児は動きが活発になるので、衣服は大人より1枚少なめが望ましい。
1
AB
2
BC
3
BD
4
CE
5
DE
解説

A - ◯ 乳幼児を激しく揺らすと脳内出血(揺さぶられっこ症候群)を起こしやすいので危険である。放り上げるような行為も落としてしまうリスクを考えると大変に危険である。

B - × 「積極的に日光浴をさせる」という記述は不適切である。強い日差しは避けなければならない。また、体調や天候を見て、短時間から慣らしていくべきである。

C - × 足を垂直に持ち上げると股関節脱臼を起こしやすいといわれている。おむつ交換の際は、お尻を持ち上げることがポイントである。

D - ◯ 新生児を感染から防ぐため生後1カ月まではベビーバスの使用がすすめられているが、生後1か月ころから大人と一緒に入浴する家庭が多い。

E - ◯ 生後半年を過ぎたころの乳児はよく動くようになり代謝も活発で汗をかきやすいので、大人より1枚少なめがよいと言われている。