次の文は、「2012年改訂版保育所における感染症対策ガイ|保育士問題集

保育士

Q 44 : 
次の文は、「2012年改訂版保育所における感染症対策ガイドライン」(厚生労働省)に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
1
病原体が体内に侵入することを感染症という。
2
乳幼児における感染症の特徴は学童、生徒にみられるものと同様である。
3
飛沫感染とは、感染している人から飛び出した小さな水滴(飛沫)が空気を介して拡散し、遠くにいる人もそれを吸い込むことによって起こる感染経路である。
4
「解熱した後3日を経過するまで」とは、解熱した日を入れて4日間である。
5
通常のインフルエンザに罹患した場合、5日間休むことが求められる。
解説

1 - × 病原体が体内に侵入し、発育または増殖することを感染といい、何らかの症状が現れた状態を感染症という。

2 - × 乳幼児は学童や生徒と比べて免疫が未熟で、感染症になりやすい。

3 - × 飛沫感染で感染する範囲は周囲1~2メートルぐらいである。空気を介して遠くの人にも感染するのは、空気感染である。

4 - ◯ 適切な記述である。

5 - × インフルエンザにかかった場合は、「発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日(幼児にあっては3日)を経過するまで」とされている。よって、場合によっては5日間以上の休みが必要となることもある。