次の文は、反応性愛着障害についての記述である。適切な記述|保育士問題集

保育士

Q 35 : 
次の文は、反応性愛着障害についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A特徴的な行動の一つは、友達との社会的相互交流が乏しいことである。Bこの障害は、中学生の子どもに特徴的にみられる。C矛盾した両価的な対人反応を示す。D重篤なネグレクトを受けた場合に起こりうる。
1
A:○ B:○ C:○ D:○
2
A:○ B:× C:○ D:○
3
A:○ B:× C:× D:×
4
A:× B:○ C:○ D:○
5
A:× B:○ C:× D:○
解説

A - ◯ 反応性愛着障害は、人と目を合わせず抱きつく、養育者に近づいたり逃げたり逆らったりするなど、通常では見られない不安定で複雑な行動態様を示す愛着障害の一種である。これらは不安定で不適切な養育によって生じるものとされており、安定した養育環境に置かれるとほとんどの場合大きく改善され、この点において発達障害とは明確に区別される。

B - × 生後9ヶ月以降から、5歳未満に発症する。

C - ◯

D - ◯ 子どもの基本的な欲求が持続的に無視されたり、主な世話人が繰り返し変わることから起こる。虐待、ネグレクトなどが具体的原因となる。