次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】言葉|保育士問題集

保育士

Q 31 : 
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。【事例】言葉の遅れが認められた3歳の男児。【設問】次のうち、この子どもで疑われる精神医学的問題として正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A 学習障害 B 表出性言語障害 C 反抗挑戦性障害 D 知的障害 E 広汎性発達障害
1
A:○ B:○ C:○ D:× E:×
2
A:○ B:× C:○ D:× E:×
3
A:○ B:× C:× D:○ E:○
4
A:× B:○ C:○ D:○ E:×
5
A:× B:○ C:× D:○ E:○
解説

A - × 学習障害は、学童期以降に判明する。言葉の遅れは見られないが字が書けない、具体物がないと理解できないなどの症状がみられる。

B - ◯ 表出性言語障害は、脳や聴覚器官などには特別な異常がないものの、話す能力が年齢相応に達していないという障害である。

C - × 反抗挑戦性障害は、言語の発達には関連がない。少なくとも6ヶ月持続する、拒絶的、反抗的、挑戦的な行動様式である。

D - ◯ 知的障害は、乳幼児期に同年齢の幼児との交流がうまくいかなかったり、言葉に遅れがあったりする場合が多い。

E - ◯ 広汎性発達障害は、言葉の遅れが認められる。その他の主な症状として、コミュニケーション障害、こだわりや常同行動がある。