次の文は、乳幼児突然死症候群に関する記述である。適切な記|保育士問題集

保育士

Q 24 : 
次の文は、乳幼児突然死症候群に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。A乳幼児突然死症候群は、主に1歳以上2歳未満の子どもにみられる。B乳幼児突然死症候群は、睡眠中の原因不明の窒息が死亡原因である。C乳幼児突然死症候群は、睡眠中に呼吸運動の低下がおこった場合、それに抗するための覚醒反応の低下があるとされている。D乳幼児突然死症候群を診断するためには解剖所見が必要である。E乳幼児突然死症候群は、夜間に限って睡眠中に生じる疾患である。
1
AB
2
AE
3
BC
4
CD
5
DE
解説

乳幼児突然死症候群は、それまで元気だった赤ちゃんが、眠っている間に突然死亡してしまう病気である。1歳未満児に多く、その中でも生後2ヶ月から6ヶ月に多い。詳細な原因は不明だが、うつぶせ寝や両親の喫煙、人口栄養児で多いことがわかっている。最近では、睡眠中に高体温になり、それに伴い覚醒反応も低下し、深い睡眠となり、呼吸運動が抑制され、呼吸循環調節機能不全になるとも考えられている。乳幼児突然死症候群の診断は、解剖や死亡状況調査に基いて行う。夜間にかぎらず、午睡中にも起こる可能性はある。