次のA~Eのうち、障害名及び疾患名とその症状として適切な|保育士問題集

保育士

Q 11 : 
次のA~Eのうち、障害名及び疾患名とその症状として適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。 A 知的障害―精神の発達不全 B アスペルガー症候群―言語の遅れ C AD/HD―興味の限局 D 学習障害―汚言症 E チック障害―運動麻痺
1
A:○ B:○ C:○ D:× E:×
2
A:○ B:× C:○ D:× E:○
3
A:○ B:× C:× D:× E:×
4
A:× B:○ C:○ D:○ E:○
5
A:× B:○ C:× D:○ E:×
解説

A - ◯ 知的障害は、精神遅延ともいわれ、精神の発達不全である。

B - × アスペルガー症候群は、言語の遅れはごく軽度である。興味の偏りが極度で、特定の分野に熱中し、高度な記憶力を有する。

C - × AD/HD(注意欠如/多動性障害)は、不注意、多動性、衝動性を中心とした症候を呈す。

D - × 学習障害とは、基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものである。汚言症は認められない。

E - × チック障害では、運動麻痺はない。チック(突発的で、不規則な、体の一部の速い動きや発声を繰返す状態)が一定期間継続する障害。症状は、まばたき、首振り、顔しかめ、口すぼめ、肩上げなど上位の身体部位によく現れるが、飛び跳ね、足踏み、足けりなど全身に及ぶ運動性チックといわれるものもある。また、咳払い、鼻ならし、叫びや単語を連発する発声チックといわれるものもある。