保育士
Q 5 :
次の文は、乳幼児の発育(成長)・発達やその評価に関する記述である。不適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。A 1~2歳の子どもで、体重計測時に動いて測れない場合には、大人が抱いて測りその後大人の体重を差し引いてもよい。B身体測定で得られた数値の評価の基準となるのは、「乳幼児身体発育値」である。C発達は、直線的かつ連続的に進む現象である。D発達の評価では、通常、その項目について75%の子どもが可能になる時期までにできるようになれば「正常発達」と考える。E通常「はいはい」の後に「つかまりだち」が見られるようになり、逆の場合には運動発達に問題が見られるようになることが多い。
解説
A − ○ 大人が抱いて測りその後大人の体重を引いて、その差を乳幼児の体重とする。
B - ◯ 一般的に「乳幼児身体発育値」が使われる。母子手帳にも記載されている。
C - × 発達は連続的な現象であるが、直線的ではなく、速度も一定ではなく個人差もある。
D - × 発達の評価は、1つの項目ができていなくても、関連するほかの指標ができていれば個人差の範囲とみて、「正常発達」と考える。
E - × 個人差があるため、「つかまりだち」の後に「はいはい」をしても運動発達に問題はない。