次の文は、乳幼児期の発達の特性についての記述である。「保|保育士問題集

保育士

Q 10 : 
次の文は、乳幼児期の発達の特性についての記述である。「保育所保育指針」第2章「子どもの発達」の1「乳幼児期の発達の特性」に照らして考えた場合、不適切な記述を一つ選びなさい。
1
乳幼児期は、生涯にわたる生きる力の基礎が培われる時期である。
2
乳幼児期に多様な経験の積み重ねにより養われた力が、その後の生活や学びの基礎になる。
3
乳幼児期は、遊びを通して、仲間との関係を育み、その中で個の成長も促される。
4
乳幼児期の発達は、生理的・身体的な条件により決定され、環境の個人差が影響することはない。
5
乳幼児期は、特に身体感覚を伴う多様な経験が積み重なることにより、感性、好奇心、探究心、思考力が養われる。
解説

選択肢4は不適切な記述である。環境の個人差も影響する。「保育所保育指針」第2章「子どもの発達」の1「乳幼児期の発達の特性」には、「乳幼児期は、生理的、身体的な諸条件や生育環境の違いにより、一人一人の心身の発達の個人差が大きい」とある。