保育士
Q 3 :
次の文は、子どもの言語発達に関する【事例】である。下線部(a)~(d)に関連の深い語句を【語群】から選択した場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。【事例】文字が読めるようになったばかりの4歳児クラスのRちゃんは、絵本を持ってきては(a)一字一字読もうとしたり、何も書いていない紙を使って友達とお手紙ごっこをしながら、(b)読むふり、書くふりを楽しんでいる。また、(c)「りんご」という言葉は「り・ん・ご」の3つの音に区切ることにも気づいているようである。家庭でも、兄と(d)語音を使った言葉遊びをしていると保護者は言っている。このようにRちゃんは(e)生活の中で読み書きに関連する行動をしている。【語群】 ア 黙読 イ 拾い読み ウ 表象遊び エ 具象遊び オ 音韻意識 カ 文法構造 キ しりとりクじゃんけん ケ プレリテラシー コ シェマ
解説
a - イ 「拾い読み」は、文字を1字ずつたどって読むこと。また、読める文字だけを読むことをいう。
b - ウ 「表象遊び」は内面に形成した表象(イメージ)を思い浮かべたり、関連付けたりして遊ぶことをいう。
c - オ 「音韻意識」は、単語の中の音を意識することをいう。
d - キ 「しりとり」は語音を使った言葉遊びである。
e - ケ 「プテリテラシー」は、読み書きができるようになる前に、子どもたちが示す、読み書きに似た行動のことである。