保育士
Q 58 :
次の文は、発達障害児の支援等に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A発達障害児に療育手帳を交付することが「児童福祉法」により規定されている。B発達障害者支援センターは、18歳以上の発達障害者に関する相談等が行われる機関であり、発達障害児に関する相談は受け付けていない。C市町村は、「母子保健法」に規定する健康診査を行うに当たり、発達障害の早期発見に十分留意しなければならない。D市町村は、保育の実施に当たっては、発達障害児の健全な発達が他の児童と共に生活することを通じて図られるよう適切な配慮をするものとされている。
解説
A − × 療育手帳は児童福祉法ではなく、1973(昭和48)年に厚生省が出した通知「療育手帳制度について」の中で規定されている。
B - × 発達障害者支援センターでは、障害児の早期発見、早期の発達支援も目的としており、障害者だけではなく、障害児にも対応している。
C - ◯ 市町村は発達障害の早期発見に十分留意しなければならない。
D - ◯ 障害児・健常児ともに生活することができるように適切な配慮が必要である。