次の文は、わが国の保育に関する法制度についての記述である|保育士問題集

保育士

Q 37 : 
次の文は、わが国の保育に関する法制度についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A「保育所保育指針」において、「保育所の保育は、子どもが現在を最も良く生き、望ましい未来をつくり出す力の基礎を培うために(中略)行わなければならない」とされている。B「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23年厚生省令第63号)において、児童厚生施設には保育士を置かなければならないとされ、保育士の役割として、児童の自主性、社会性及び創造性を高め、もって地域における健全育成活動の助長を図ることが定められている。C「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23年厚生省令第63号)では、「乳児院における養育は、乳幼児の心身及び社会性の健全な発達を促進し、その人格の形成に資することとなるものでなければならない」とされている。D「学校教育法」第22条において規定されている幼稚園の目的には、保育という用語は使用されていない。E「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23年厚生省令第63号)において、「保育所における保育は、養護及び教育を一体的に行うことをその特性」とするとされている。
1
A:○ B:○ C:× D:○ E:×
2
A:○ B:× C:○ D:× E:○
3
A:○ B:× C:× D:○ E:×
4
A:○ B:× C:× D:× E:○
5
A:× B:○ C:○ D:× E:○
解説

A - ◯ 「保育所保育指針」第1章「総則」3「保育の原理」(1)「保育の目標」アの記述であり適切である。

B - × 児童厚生施設には保育士ではなく、「児童の遊びを指導する者」を置かなくてはならないと定められている。

C - ◯ 適切な記述である。

D - × 学校教育法第3章「幼稚園」第22条には「幼稚園は、義務教育及びその後の教育の基礎を養うものとして、幼児を保育し、幼児の健やかな成長のために適当な環境を与えて、その心身の発達を助長することを目的とする」とあり、「保育」という用語が入っている。

E - ◯ 適切な記述である。