次の文は、母子家庭等に対する支援に関わる記述である。正し|保育士問題集

保育士

Q 35 : 
次の文は、母子家庭等に対する支援に関わる記述である。正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A離婚後の養育費の確保が難しい場合が多いことから、こうした問題に関して養育費相談支援センター事業や母子家庭等就業・自立支援センター事業による相談支援が行われている。B遺族基礎年金や遺族厚生年金は、第二次世界大戦で配偶者と死別した母子家庭のための制度である。C児童扶養手当は、世帯収入が低く、深刻な状態にある母子家庭に支給されており、父子家庭には支給されていない。D母子家庭等就業・自立支援事業には、就業相談や、就業支援講習会、就業情報の提供など一貫した就業支援サービスが含まれる。E母子家庭等日常生活支援事業は、母子家庭、父子家庭及び寡婦が、修学等の自立を促進するために必要な事由や疾病などの事由により、一時的に生活援助、保育サービスが必要な場合又は生活環境等の激変により、日常生活を営むのに支障が生じている場合に、家庭生活支援員を派遣するなど、母子家庭等の生活の安定を図ることを目的とする。
1
A:○ B:○ C:× D:○ E:×
2
A:○ B:○ C:× D:× E:○
3
A:○ B:× C:× D:○ E:○
4
A:× B:○ C:○ D:○ E:×
5
A:× B:× C:○ D:× E:○
解説

A - ◯ 適切な記述である。

B - × 遺族基礎年金や遺族厚生年金は、国民年金法、厚生年金保険法等に基づき、被保険者が死亡した遺族を対象に支給される。

C - × 2010(平成22)年の児童扶養手当法改正により、父子家庭にも支給されるようになった。

D - ◯ 母子家庭の母等及び父子家庭の父が対象者である。

E - ◯ 出題時は、記述の通りであったが、母子家庭等日常生活支援事業は、2014(平成26)年10月に、ひとり親家庭等日常生活事業に改められた。