次の文は、児童虐待等に関する記述である。正しいものを○、|保育士問題集

保育士

Q 31 : 
次の文は、児童虐待等に関する記述である。正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A平成12年に施行された「児童虐待の防止等に関する法律」の児童虐待の定義としては、身体的虐待、性的虐待、保護の怠慢・拒否、心理的虐待の4つが示されている。B全国の児童相談所に寄せられる児童虐待相談対応件数は、統計開始時の平成2年度は約1,000件であったが、平成24年度では65,000件を超える数値となっている。C教員や保育士、保健師など業務上子どもに深く関わる専門職は、「児童虐待を受けたと思われる児童」を発見しても、虐待の事実の確認ができていない段階では秘密漏示罪やその他の守秘義務に関する法律の規定があることから通告はできない。D要保護児童対策地域協議会は、平成16年の「児童福祉法」改正で法定化され、「要保護児童対策地域協議会設置・運営指針」では、代表者会議、実務者会議、個別ケース検討会議など三層構造を想定している。E平成24年に施行された「民法等の一部を改正する法律」により、これまでなかった親権喪失の制度が新設された。
1
A:○ B:○ C:× D:○ E:○
2
A:○ B:○ C:× D:○ E:×
3
A:○ B:× C:× D:× E:○
4
A:× B:○ C:○ D:× E:×
5
A:× B:× C:○ D:○ E:○
解説

A - ◯ 保護者以外の同居人による児童虐待と同様の行為の放置も保護の怠慢・拒否にあたる。

B - ◯ 適切な記述である。

C - × 通告義務が優先される。

D - ◯ 適切な記述である。

E - × 親権喪失制度ではなく、親権停止制度である。