次の文は、母子保健に関する記述である。正しいものを一つ選|保育士問題集

保育士

Q 29 : 
次の文は、母子保健に関する記述である。正しいものを一つ選びなさい。
1
「母子保健法」に基づく乳幼児を対象とした健康診査には、1歳6か月児健康診査や3歳児健康診査などがある。
2
生後4か月までの乳児のいる家庭を訪問する乳児家庭全戸訪問事業は、「母子保健法」に基づき実施されている。
3
「母子保健法」における、「妊産婦」とは妊娠中又は出産後1年以内の女子で、「新生児」とは出生後28日を経過しない乳児を指し、「低体重児」とは体重が1,000g未満の乳児をいう。
4
保健所は健康相談や健康教育、健康診査の拠点となる、市町村が設置する施設であり、保健センターは訪問指導を行う、都道府県が設置する施設である。
5
養育支援訪問事業は、子育て困難家庭等に対し保健師が訪問指導を行う事業であり、保育士や子育て経験者、ヘルパー等は担当することができない。
解説

1 - ◯ 適切な記述である。

2 - × 乳児家庭全戸訪問事業は、母子保健法ではなく、児童福祉法第6条の3第4項に基いて実施されている。

3 - × 「低体重児」とは、体重が2500g未満の乳児を指す。「妊産婦」と「新生児」についての記述は正しい。

4 - × 保健所は、都道府県、指定都市、中核市その他の政令で定める市又は特別区が設置する。保健センターは、一般に市町村保健センターと呼ばれているように、市町村が設置する。

5 - × 保健師以外にも、助産師・保育士等が訪問し、養育に関する指導・助言等を行う。