次の文は、「児童の権利に関する条約」についての記述である|保育士問題集

保育士

Q 65 : 
次の文は、「児童の権利に関する条約」についての記述である。誤ったものを一つ選びなさい。
1
「児童の権利に関する条約」の前文には、家族が児童の成長及び福祉のための自然な環境として、社会においてその責任を十分に引き受けることができるよう必要な保護及び援助を与えられるべきであることが述べられている。
2
「児童の権利に関する条約」における児童とは、各締約国の義務教育を終えるまでの年齢とされている。
3
「児童の権利に関する条約」の第3条第1項には、児童に関するすべての措置をとるに当たっては、児童の最善の利益が主として考慮されることが規定されている。
4
「児童の権利に関する条約」の第18条第2項には、締約国は、父母及び法定保護者が児童の養育についての責任を遂行するに当たりこれらの者に対して適当な援助を与えるとしている。
5
「児童の権利に関する条約」の第18条第3項には、締約国は、父母が働いている児童が利用する資格を有する児童の養護のための役務の提供及び設備からその児童が便益を受ける権利を有することを確保するためのすべての適当な措置をとるとしている。
解説

2の文章は「義務教育を終えるまで」ではなく、「18歳未満のすべての者」なので誤りとなる。よって2が正答である。