次の文のうち、「児童養護施設運営指針」(平成24年3月厚|保育士問題集

保育士

Q 23 : 
次の文のうち、「児童養護施設運営指針」(平成24年3月厚生労働省)における「権利擁護」の記述として不適切な記述を一つ選びなさい。
1
子どもの意向を把握する具体的な仕組みを整備し、その結果を踏まえて、養育・支援の内容の改善に向けた取組を行う。
2
入所時に、施設で定めた様式に基づき養育・支援の内容や施設での約束ごとについて、子どもや保護者等にわかりやすく説明する。
3
権利ノートやそれに代わる資料を使用して施設生活の中で守られる権利について随時わかりやすく説明する。
4
子どもの基本的人権の保障は、自己責任が前提であることを十分に理解できるように説明する。
5
苦情解決の仕組みを確立し、子どもや保護者等に周知する取組を行うとともに、苦情解決の仕組みを機能させる。
解説

4 - × 「子どもの基本的人権は、自己責任が前提である」という記述は誤りである。「児童養護施設運営指針」には、「施設長や職員が子どもの権利擁護に関する施設内外の研修に参加し、人権感覚を磨くことで、施設全体が権利擁護の姿勢を持つ」と記されている。