次の文は、近年の里親制度に関する記述である。適切な記述を|保育士問題集

保育士

Q 16 : 
次の文は、近年の里親制度に関する記述である。適切な記述を〇、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。A養育里親は、25歳以上の成人であれば特に要件はなく、里親研修を受けることで認定される。B親族里親として養育する場合であっても、児童の委託者として適当であるとする都道府県知事の認定が必要である。C専門里親は、委託児童の養育に専念できることが要件となっている。D専門里親は、児童養護施設等で児童指導員として2年以上従事し、かつ、市町村長の認定を受けることが要件となっている。
1
A:○ B:○ C:○ D:×
2
A:○ B:○ C:× D:○
3
A:× B:○ C:○ D:×
4
A:× B:× C:× D:○
5
A:× B:× C:× D:×
解説

里親の種別には、養育里親、専門里親、養子縁組里親、親族里親があり、それぞれ認められる要件が定められている。

A - × 要件はある。養育里親の要件は①「要保護児童の養育についての理解及び熱意並びに要保護児童に対する豊かな愛情を有していること」、②「経済的に困窮していないこと」、③「養育里親研修を終了したこと」、④「里親本人又はその同居人が欠格事由に該当していないこと」とある。

B - ◯ 里親になるためには、都道府県知事の認定が必要である。

C - ◯ 記述の通りである。

D - × 「児童福祉事業に3年以上従事」「都道府県知事の認定」が正しい。