次の【I群】の記述と【II群】の人物を結びつけた場合の正|保育士問題集

保育士

Q 6 : 
次の【I群】の記述と【II群】の人物を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。【I群】A伊勢国松坂に鈴屋という書斎をもった。日本の古典研究を通して「もののあはれ」を知ることが重要であると考えた。その共感的な態度のもと、「まづかの学のしなじなは、他よりしひて、それをとはいひがたし、大抵みづから思ひよれる方にまかすべき也」と、学ぶ者の主体性を大事にした。B豊後国日田に咸宜園という私塾を開いた。「三奪の法」により、入塾生の年齢、入塾前の修学歴、身分(家柄)の三つを無視し、本人の入塾後の学問への努力に基づく達成度、実力を重視した。「鋭きも鈍きも共に捨てがたし錐と槌とに使い分けなば」とよみ、門人一人一人の持ち味を尊重しようとした。【II群】 ア 荻生徂徠 イ 本居宣長 ウ 広瀬淡窓
1
A:ア B:イ
2
A:ア B:ウ
3
A:イ B:ア
4
A:イ B:ウ
5
A:ウ B:ア
解説

A - イ 本居宣長(もとおりのりなが)は、江戸時代の国学者・文献学者・医師。「古事記」「源氏物語」の講義を行い、自宅である伊勢国松坂(現在の三重県松坂市)に鈴家という書斎を設けた。

B - ウ 広瀬淡窓(ひろせたんそう)は、江戸後期の儒学者である。豊後国日田(現在の大分県日田市)に咸宜園(かんぎえん)を開設した。身分・出身・年齢などのバックグラウンドにとらわれず、全ての塾生が平等に学ぶことができるようにされた。