次の文は、障害のある子どもの保育の計画についての記述であ|保育士問題集

保育士

Q 33 : 
次の文は、障害のある子どもの保育の計画についての記述である。「保育所保育指針」第4章「保育の計画及び評価」のウ「障害のある子どもの保育」に照らして考えた場合、正しいものを一つ選びなさい。
1
障害のある子どもの保育については、療育を最優先に考えて、計画する。
2
障害のある子どもの保育は、他の子どもと一緒に行動することが難しいので、他の子どもとは別に保育するよう計画する。
3
集団保育しているのだから、みんなと同じことを一緒にできるように障害のある子どもに合わせた保育を考え計画する。
4
障害のある子どもの保育は、クラスの指導計画には位置付けず、別に計画する。
5
障害のある子どもが他の子どもとの生活を通して成長していけるように、また、子どもの状況に応じて保育する観点から支援のための計画を個別に計画する。
解説

1 - × 設問の指針の内容に、「療育」を再優先に考える計画について記載されていない。

2 - × 同ウ「障害のある子どもの保育」(ア)に「一人一人の子どもの発達過程や障害の状態を把握し、適切な環境の下で、障害のある子どもが他の子どもとの生活を通して共に成長できるよう、指導計画の中に位置付けること」とある。

3 - × 2の解説と同じで、個に応じた関わりと集団の中の一員としての関わりの両面を大事にしながら、保育を展開していくことが正しい。

4 - × 必要に応じて個別の指導計画を作成し、クラス等の指導計画と関連づけておくことが大切である。

5 - ◯ 正しい記述である。