次の文は、保育の目標についての記述である。「保育所保育指|保育士問題集

保育士

Q 26 : 
次の文は、保育の目標についての記述である。「保育所保育指針」第1章「総則」の(1)「保育の目標」に照らして考えた場合、不適切な記述を一つ選びなさい。
1
保育所は、「生涯にわたる人間形成にとって極めて重要な時期」にある乳幼児の「現在」が、心地よく生き生きと幸せであることを保育の目標とする。
2
保育所は、乳幼児の「未来」を見据えて、長期的視野を持って、生涯にわたる生きる力の基礎を培うことを目標とする。
3
入所する子どもの保護者が抱えているあらゆる問題に単独で対応できる専門性を身に着けて、その援助に当たることを目標とする。
4
保育には養護的側面と、教育的側面があり、この両義性を一体的に展開しながら子どもと共に生きるのが保育の場である。
5
保育とは、生涯、発達し続けていく一人一人の子どもの可能性や、あと伸びする力を信じることでもあり、子どもの現在と未来をつなげる営みといえる。
解説

3 - × 「保護者の抱えているあらゆる問題に単独で対応できるような専門性を身につけて」ではなく、「保育所は、入所する子どもの保護者に対し、その意向を受け止め子どもと保護者の安定した関係に配慮し、保育所の特性や保育士等の専門性を生かして、その援助に当たらなければならない」とある。