Hさん(75歳、男性)は、脳梗塞(cerebral in|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 29 : 
Hさん(75歳、男性)は、脳梗塞(cerebral infarction)を発症して入院し、後遺症として左片麻痺(ひだりかたまひ)が残った。退院後、介護老人保健施設に入所し、在宅復帰を目指してリハビリテーションに取り組んでいる。ある日、HさんはJ介護福祉職に、「リハビリを頑張っているけれど、なかなかうまくいかない。このままで自宅に戻れるようになるのか…」と暗い表情で話しかけてきた。このときの、Hさんに対するJ介護福祉職の共感的な応答として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1
「不安な気持ちに負けてはいけません」
2
「きっと自宅に戻れますよ」
3
「Hさんが不安に思う必要はありません」
4
「不安に思っているHさんがかわいそうです」
5
「リハビリがうまくいかなくて不安なのですね」
解説

1 - × まずは、不安な思いに寄り添うことが大切である。

2 - × 根拠のないことであり、適切ではない。

3 - × 否定せず、共感することが大切。

4 - × 相手を基準として、共感することが大切。

5 - ○ 共感的で適切な対応である。