Bさん(90歳、男性)は、介護老人福祉施設に入所すること|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 3 : 
Bさん(90歳、男性)は、介護老人福祉施設に入所することになった。一人暮らしが長かったBさんは、入所当日、人と会話することに戸惑っている様子で、自分から話そうとはしなかった。介護福祉職は、Bさんとコミュニケーションをとるとき、一方的な働きかけにならないように、あいづちを打ちながらBさんの発話を引き出すように心がけた。このときの介護福祉職の対応の意図に当てはまるものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
1
双方向のやり取り
2
感覚機能低下への配慮
3
生活史の尊重
4
認知機能の改善
5
互いの自己開示
解説

1 - ○ 相槌を打ちながら、発語を引き出すよう心がけているのは、双方向のやり取りを意図している。

2 - × 問題文では、感覚機能低下への配慮はしていない。

3 - × 利用者理解に重視される事項であるが、問題文からは読み取れない。

4 - × 認知機能がある程度、低下していることは予測できるが、適切ではない。

5 - × 自己開示は、信頼関係の構築につながることだが、入所当日の対応としては適していない。