Eさん(88 歳,女性)は,血管性認知症(vascula|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 84 : 
Eさん(88 歳,女性)は,血管性認知症(vascular dementia)で左片麻痺(ひだりかたまひ)がある。穏やかな性格である。認知症対応型共同生活介護(グループホーム)に入居し,グループホームでの役目として,食事前の挨拶を担当している。しかし,夏の暑さが続いたとき,食事前の挨拶の後「こんなことはやらせないで」と理由もなく急に泣きだすことがあった。介護福祉職が受容的な態度で接していると,Eさんは笑顔で「ご苦労様」と介護福祉職に声をかけるようになった。このようなEさんについて考えられることとして,最も適切なものを1 つ選びなさい。
1
睡眠不足による感情の変化
2
認知症(dementia)の急激な進行
3
感情失禁の症状
4
暑さによる中核症状の悪化
5
職員の対応に対する怒り
解説

1 - × 睡眠不足が主な原因と受け取るのは適切ではない。

2 - × 急激な変動に位置しない。

3 - ○ 最も適切である。

4 - × 気温の上昇と脳の病変は比例しない。

5 - × 適切ではない。