Bさん(86 歳,女性)は,介護老人福祉施設で生活してい|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 55 : 
Bさん(86 歳,女性)は,介護老人福祉施設で生活している。脳梗塞(cerebral infarction)の後遺症で左片麻痺(ひだりかたまひ)があり,最近は筋力の低下が目立っている。Bさんは日中はポータブルトイレ,夜間は紙おむつを使用している。Bさんの使用しているポータブルトイレは木製の背もたれと肘かけがついているタイプである。Bさんが,ポータブルトイレを使用するときの排泄介護(はいせつかいご)に関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選びなさい。
1
ポータブルトイレは,ベッドの左側の足元に置く。
2
ポータブルトイレの足元に新聞紙を敷く。
3
座位が安定しないときは,背もたれに寄りかかるように座ってもらう。
4
排泄(はいせつ)が終了したら,立ち上がる前に下着やズボンを大腿部(だいたいぶ)まで上げておく。
5
使用したポータブルトイレの中の排泄物(はいせつぶつ)は, 1 日分をまとめて片づける。
解説

1 - × 健側にポータブルトイレを置く。

2 - × 事故の起こりうる危険があるため、新聞紙は置かない。

3 - ×腹圧がかからず排尿しにくい。

4 - ○ 記述の通りである。

5 - × こまめに片付ける。