Lさん(70 歳,男性)は,脳梗塞(cerebral i|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 37 : 
Lさん(70 歳,男性)は,脳梗塞(cerebral infarction)の後遺症で聴覚的理解と視覚的理解の障害があるが,発語はできる。日常会話で使用する単語は理解できるが,うまくコミュニケーションをとれないことが多い。介護福祉職が「あしたは晴れですね。あしたの午後散歩に行きましょう」と伝えると,Lさんは話の内容が分からない様子である。Lさんが理解できるような関わり方として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
1
もう一度,低い声で同じ言葉を伝える。
2
もう一度,大きな声で同じ言葉を伝える。
3
「あした,散歩」と短い言葉で伝える。
4
「あした,さんぽ」とひらがなで書いて伝える。
5
言葉を1 音ずつに区切って,「あ・し・た・さ・ん・ぽ」と伝える。
解説

1 - × 声のトーンは関係しない。

2 - × 大きな声はこのケースの場合Lさんに失礼に当たる。

3 - ○ 簡潔に伝えることが原則である。

4 - × この場合、言葉でコミュニケーションを取ることがLさんにとって重要である。

5 - × 日常会話の単語は理解できるとあるので、記述の表現は失礼に当たる。