Dさん(38 歳,女性)は,知的障害があり,障害者支援施|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 95 : 
Dさん(38 歳,女性)は,知的障害があり,障害者支援施設で生活介護を受けながら生活している。ADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)は自立しているが,家事や金銭管理に援助が必要な状況である。家族から経済的・精神的支援は期待できない。ある日,Dさんから,「仕事はできないけれど,ここから出て暮らしてみたい」という希望があり,検討することになった。Dさんの地域生活を実現するための支援として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。
1
指定一般相談支援事業者の利用を勧める。
2
発達障害者支援センターに支援計画の作成を依頼する。
3
行動援護の支給申請を行う。
4
就労移行支援の利用を勧める。
5
地域包括支援センターに支援を要請する。
解説

指定一般相談事業者は、地域移行支援、地域定着支援を実施している。ここでは入所施設や精神科病院等からの退所・退院にあたって支援を要する者に対し、入所施設や精神科病院等における地域移行の取組と連携しつつ、地域移行に向けた支援を行うため適切である。