高齢者の肺炎(pneumonia)に関する次の記述のうち|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 75 : 
高齢者の肺炎(pneumonia)に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1つ選びなさい。
1
日本の高齢者(65 歳以上)の死因順位(2011 年(平成 23 年))で第 1 位である。
2
インフルエンザ(influenza)に合併することはまれである。
3
初発症状は高熱である。
4
呼吸数は減少する。
5
誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)(aspiration pneumonia)の予防には口腔ケアが有効である。
解説

1 - x 平成25年の調査によると、65歳以上の肺炎による死亡は、第3位である。

2 - x 高齢者では、インフルエンザの二次感染で肺炎を合併することが多い。

3 - x 一般的には肺炎の初期は、急激な発熱、咳、呼吸困難などの症状が現れるが、高齢者の疾患の特徴としては症状が軽いことが特徴で、発熱を伴わないこともある。

4 - x 呼吸数は増加する。

5 - ○ 口腔内の常在菌が誤って肺に入ることにより感染症の原因となるため、口腔ケアは有効である。