M 君(8歳,男性)はデュシェンヌ型筋ジストロフィー(D|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 118 : 
M 君(8歳,男性)はデュシェンヌ型筋ジストロフィー(Duchenne musculardystrophy)と診断され,地元の小学校に通学している。保育所時代の友達も多く,学校生活でも様々な手助けをしてくれている。母親は働いていて,小学校の授業が終わる時間にM君を迎えに行くことができない。そこで,放課後等デイサービスを利用しているが,母親は友人から,「学童保育には年齢制限があったけど, M君の利用している放課後等デイサービスは大丈夫なの」と言われた。母親はサービスを利用する際に説明を受けた気もするが,記憶が確かではなく心配になってきた。最近, M君は歩行が不安定になってきており,母親は, M君が車いすを使用す時期になってきたのではないのかと感じている。身体的な機能を考えると,できるだけ歩かせたいと思う一方,歩行を重視すれぱ,行動範囲が狭くなり, M君の世界を広げることができなくなるかもしれないと考えている。筋力低下がAD L (Activities of Daily Living:日常生活動作)に深刻な影響を及ぼし始めている現状を, M君のガイドヘルパーをしているY介護職に,母親はときどき相談をしている。 M君のようなデュシェ ンヌ型筋ジストロフィー(Duchenne musculardystrophy)の人が,車いすを使用するようになっても最後まで自立できるAD L(Activities of Daily Living :日常生活動作)として,正しいものを 1 つ選びなさい。
1
食事動作
2
入浴動作
3
排泄動作
4
更衣動作
5
移乗動作
解説

食事動作は、車いすを利用していても座位保持が可能であれば、上肢の筋力が低下したとしても自助具を使用することで最後まで自立が可能である。