介護福祉士
Q 107 :
H さん(75歳)は,妻と二人暮らしであったが,最近,妻が亡くなった。その後, Hさんは親戚や知人とも会わずに,自室にこもっていることが多くなった。また,夜間は妻が使っていたタンスの前に座ったり,台所で妻の好きだった食器を出したりして家の中をうろうろしている。妻と死別後のHさんの夜間の行動を説明する悲嘆反応として,適切なものを1つ選びなさい。
解説
悲嘆反応には「パニックの段階」「苦悶の段階」「無気力の段階」がある。Hさんの夜間の行動は、苦悶の段階の悲嘆反応である捜索行動とみられる。