リハビリテーションの専門職の業務として,最も適切なものを|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 93 : 
リハビリテーションの専門職の業務として,最も適切なものを 1つ選びなさい。
1
言語聴覚士は,嚥下訓練を行う。
2
義肢装具士は,義肢を処方する。
3
視能訓練士は,高次脳機能障害(higher brain dysfunction)の評価を行う。
4
作業療法士は,知的障害者の疾病予防や健康づくり支援を行う。
5
理学療法士は,精神障害者の社会復帰の相談援助を行う。
解説

1 - ○ 言語聴覚士がおこなう言語聴覚療法では、言語機能や摂食・嚥下機能の評価・訓練・指導などを行う。

2 - × 義肢の処方は医師がし、その処方の下に義肢装具士は、義肢及び装具の装着部位 の採寸・採型、製作及び身体への適合を行う。

3 - × 視能訓練士は、医師の指示の下に、両眼視機能に障害のある者に対するその両眼視機能の回復のための矯正訓練及びこれに必要な検査を行なう。4 - × 作業療法士は、患者の主体的な生活の獲得を図るため、家事などの日常生活活動や手芸・工芸・絵画・園芸といった作業活動を用いて諸機能の回復・維持・開発を促す専門職である。

5 - × 理学療法士は、身体に障害のある人の基本的身体運動機能を、体操などの運動療法や温熱・水・光線・電気などを用いた物理療法によって改善・回復させ、社会生活への速やかな復帰を促す。リハビリテーションのほか、福祉用具の選定や住宅改修、在宅ケア、生活習慣病の予防などの業務も含まれる。