スペクトラムとは、連続体という意味をもち、2013年にアメリカ精神学会の診断基準・DSMが改定され、アスペルガー症候群を含む広汎性発達障害がスペクトラム障害という診断名に変更になった。発達障害のある人への介護のポイントには、同時に2つの情報を出さない、概念化や抽象化が苦手なので具体的に、または絵を見せるなど手段で説明するなどがある。「もっとたくさん」という表現は、表現が抽象的で、「いい子にしていたら」という表現は具体性にかけている。3は複数の動作を指示しており、4は「何を」「どのように」「いつまで」といった具体性がないため適切ではない。