Mさん(78歳,男性)は,一人暮らしをしている。糖尿病性|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 56 : 
Mさん(78歳,男性)は,一人暮らしをしている。糖尿病性網膜症(diabeticretinopathy)があり,薬と食事でコントロールしている。毎夕食の配食サービスと週2回の生活援助の訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用しているが,配食サービスのメニューにたびたび不満をもらしている。ある日,訪問介護員(ホームヘルパー)が訪ねると,食事の他に菓子パンや和菓子などの空き袋が残っており,前日の薬をのみ忘れていた。訪問介護員(ホームヘルパー)の対応として,最も適切なものを 1つ選びなさい。
1
「好きなものを食べたいですよね」と共感する。
2
「のみ忘れたお薬は,まとめてのみましょう」と服薬を促す。
3
「お菓子はだめですよ」と注意して,お菓子のカロリー相当分の主食を減らす。
4
「何がお好きですか」と尋ね,制限の範囲で好物を食事に取り入れる提案をする。
5
「もの忘れ外来に行きましょう」と受診を勧める。
解説

糖尿病によりカロリー制限が必要な状態であるMさんだが、本人の好きなものを聞いて、出来る範囲で、取り入れ満足してもらえるように食生活を支援する工夫が必要である。