Gさん(50歳,女性)は,母親H さん(80歳)と二人暮|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 38 : 
Gさん(50歳,女性)は,母親H さん(80歳)と二人暮らしである。 H さんは5年前に認知症(dementia)と診断され,通所介護(デイサービス)を利用している。 G さんの兄は, Gさん宅から車で1時間の場所に住んでいるが,仕事が忙しいという理由でHさんの介護は行っていない。この 1週間, Hさんは深夜に家の中を歩き回り,ドアを叩くので, Gさんは眠ることができない。次の記述は,通所介護(デイサービス)の介護職とGさんの会話である。介護職:「Hさんは,今日,デイサービスで眠そうで,寝て過ごすことが多かったです」Gさん:「それで,母を起こしてくれましたか」介護職:「起こしましたが,すぐ寝てしまいました」Gさん:「デイサービスを利用しているのだから,昼間は眠らないようにしてくれないと,私が困ります。母から夜に何度も起こされるので私は眠れません。兄は,私が介護で大変なことを少しもわかってくれない。皆さんも私の大変さをわかってくれないのですね」 話を傾聴していることがGさんに伝わりやすい会話の仕方として,最も適切なものを 1つ選びなさい。
1
Gさんにいすを勧め,立って話を聴いた。
2
Gさんが話している時,目を閉じて話を聴いた。
3
Gさんの話す言葉を,正確に記録することに集中した。
4
Gさんに対面していすに座り,顔をまっすぐ見つめながら話を聴いた。
5
Gさんの話を,時々うなずいたりあいづちを打ちながら聴いた。
解説

適切に、頷きやあいづちを打ちながら聞くことは、傾聴していることを相手に伝える手段として有効である。