ノロウイルス(Norovius)による感染症に関する次の|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 30 : 
ノロウイルス(Norovius)による感染症に関する次の記述のうち,適切なものを 1つ選びなさい。
1
冬より夏に多い。
2
集団感染になることは少ない。
3
感染経路は,主に接触感染である。
4
消毒には,エタノール消毒液が有効である。
5
嘔吐物・便の処理には,マスクを着用する。
解説

ノロウイルスは、秋口から春先に発症しやすい冬型の胃腸炎、食中毒の原因ウイルスである。毒性は弱いが感染力が強く、持続する。感染経路としては、ウイルスに付着した魚介類を食べる経口感染、吐物からの飛沫感染、空気感染、接触感染等があり、感染経路が様々であるため、集団感染しやすい。消毒には、次亜塩素酸ナトリウムを使用しないと効果はない。発症者の便や嘔吐物に触れた手指を介して感染するため、必ず使い捨て手袋を使用するため5が適切である。