介護福祉士
Q 28 :
利用者の安全を確保するために留意すべきこととして,最も適切なものを1つ選びなさい。
リスクマネジメントは,事故が起きてからその体制を検討する。
利用者のけがや事故の原因の1つに,生活を制限されることから生じるストレスがある。
施設内では,介護職が取り扱いに慣れた歩行器を優先して使用する。
利用者本人に対して,積極的に身体拘束への同意を求める。
事故報告書は,管理者以外,閲覧することができないように管理・保管する。
解説
リスクマネジメントは、事故が起きる前からの検討が必要である。歩行器などの福祉用品は、介護職員はもちろん利用者が使い慣れたものを使うことが大切である。身体拘束は原則禁止であり、事故報告書はチーム全体で事故情報を共有するために使用するものである。利用者の生活を制限することは、自立への意欲を低下させ、廃用症候群につながるリスクを増加させるため2が適切である。